会長挨拶
鹿児島ロータリークラブ会長 中野 寿康(2022.7~2023.6)
この度、歴史ある鹿児島ロータリークラブ71代目の会長を命ぜられました中野寿康と申します。皆様どうぞ1年間よろしくお願いします。さて、私がロータリークラブに入会したきっかけは当時南日本新聞の社長で、その後南日本放送を立ち上げ、初代の社長を務めた畠中季隆氏がチャーターメンバーであったことから、その後わが社の役員が鹿児島ロータリークラブのメンバーに入れていただいており、私は平成20年、常務時代に入会をさせていただきました。当時はロータリーそのものを深く理解しておりませんでしたが、私がロータリアンになったことを、現役銀行時代ロータリアンだった岳父が大変喜んでくれたことが思い出されます。すでに岳父は亡くなりましたが、ベッドの上から私のロータリーバッジをうれしそうに覗き込む姿はわすれることができません。入会してすぐ学んだことは4つのテストです。これは非常に印象的でした。会社の中で常務取締役という立場でいろいろな決定を出すとき、また指示を出さなくてはならないことも多かったのですが、「そうか!この4つのテストは自分自身の決定の尺度としてなんてすばらしい言葉だろう」と思い、それ以後何かあれば4つのテストを念頭において仕事をしているような気がします。私は60周年の記念誌の中でもやはりことのことに触れております。人との出会いのすばらしさ、新しい言葉との出会いのすばらしさ、そんなものをロータリーは教えてくれています。
さて、今年度鹿児島ロータリークラブは山ノ内ガバナーを輩出し、そのホストクラブとなりました。約70名のメンバー全員で、全力でガバナーを支え、地区の活動に取り組まなくてはなりません。来るべき2730地区全クラブへのガバナー訪問、そして秋に控える地区大会などなど。年が明けて3月には我がクラブの70周年記念事業が待ち受けております。こちらも大変ですが全員で頑張って参りましょう。
このように、今年度は山ノ内ガバナー地区年度を成功させること、クラブの70周年を成功させること、このことに尽きるわけですが、それらをみんなで気持ちよく達成するためには「好意と友情」が大切であると思っています。ロータリーにはいくつかの奉仕が掲げられています。それらは結局人のために奉仕することであり、人と人は好意と友情がなければ、付き合いも、仕事も、ましてや奉仕も長続きしないでしょう。私はクラブのメンバーはもちろん、ロータリアン、そして仕事やプライベートでお付き合いのある人すべてに好意と友情を大切にしながら、せっかく頂いた会長職ですから、この一年を大切にしたいと思っています。

今年度のRI(国際ロータリー)テーマは
「イマジンロータリー」
第2730地区スローガンは「知力を高め 未来に繋げ 多様性あるロータリークラブの実現に」となっております。
このテーマを踏まえながら活動を行ってまいります。
1年間宜しくお願いいたします。
2022-23年度 国際ロータリー第2730地区
鹿児島ロータリークラブ第71代会長
中野 寿康
今年度の活動方針
- 山ノ内ガバナー年度の成功
- 70周年事業の成功
- 会員の好意と友情を深めること
今年度の主なスケジュール
- 地区大会 2022年11月11日(金)〜13日(日)
- 山ノ内文治ガバナー公式訪問 11月18日(金)
- 国際大会 メルボルン(オーストラリア)2023年5月27日〜31日