奨学金制度

ロータリーには、さまざまな奨学金制度があります。
次のような奨学金制度を設けています。お気軽にお問合せください。

●鹿児島ロータリークラブによる奨学金

鹿児島ロータリークラブ奨学会

鹿児島ロータリークラブ奨学会は1958年(昭和33年)、故岩元達一会員が令息の逝去を悼み、育英資金の一助にと寄付された志(500,000円)を基に設置されました。
鹿児島ロータリークラブ固有の奨学会で、会員による香典返し等の志により、20199年(平成31年)1月末現在、基金は22,961,481円に達しております。
大学生(短期大学およびこれに準ずるものを含む)を対象とし、2019年(平成31年)までに、54名の学生に61年間(現在一人月額20,000円)贈られてきました。


ロータリー財団による奨学金

ロータリー財団奨学生

ロータリー財団の国際規善奨学金プログラムは、世界でも最大の私設による国際奨学金プログラムです。
>>国際ロータリー ロータリー財団
>>公益財団法人ロータリー日本財団
(国内唯一の正式な「国際ロータリー ロータリー財団」の協力財団です。)

1947年、ロータリー財団は、初めて、11カ国から、1年間海外に留学し、親善使節として奉仕する、18人の「ロータリー・フェロー」に奨学金を授与しました。
それ以来、ロータリー財団では、全世界の105カ国で勉強する110有余の国の若い大学生34,000人以上に、およそ米貨4億1,300万ドルの奨学金を授与しました。

 奨学金プログラムの目的は、異なった国の人々の間に国際理解と友好関係を増進することにあります。
奨学生は、ロータリーや非ロータリー・グループの会合に公私にわたり出席し、受け入れ国において優れた親善使節としての役割を果たすことが期待されています。
各奨学生には容易にロータリーに関与し、またホスト国の文化に溶け込めるように、ホスト・ロータリーアン顧問が指定されます。

 >>ロータリー財団奨学金、詳細です。
 >>公益財団法人ロータリー日本財団 奨学金を希望される皆さまへ


ロータリー平和フェローシップ

平和は「人」から始まると考えるロータリーは、毎年、平和フェローシップ(全額支給の奨学金)を通じて、世界平和と開発の担い手となる人材(平和フェロー、フェロー)を育て、平和推進者の世界的ネットワークを築いています。
ロータリー平和フェローシップは、平和および紛争解決の分野におけるリーダーを育成・支援するための奨学金プログラムです。
世界から選ばれるフェローは、世界の著名な大学に設置された7つの「ロータリー平和センター」のいずれかで、修士課程または専門能力開発修了証プログラムに参加します。

フェローシップには、授業料・入学金の全額、滞在費(宿舎・食費)、往復航空券、インターンシップと実地研修の費用が含まれます。


【ロータリー平和センター提携大学】
修士号取得プログラム(15 ~ 22 カ月(大学により異なる))
●国際基督教大学(ICU 日本:東京都三鷹市)
https://rotaryicu.wordpress.com/?fbclid=IwAR0-4xpXupO92ggofnw5a6jLZQ1msaj6u8yACiXhXYBxwEZfThtco9h0hS4

●デューク大学とノースカロライナ大学チャペルヒル校による共同運営(アメリカ、ノースカロライナ州)
https://rotarypeacecenternc.org/
●ブラッドフォード大学(イギリス、ブラッドフォード)
https://www.bradford.ac.uk/mlss/rotary/
●クイーンズランド大学(オーストラリア、ブリズベーン)
https://rotary.centre.uq.edu.au/
●ウプサラ大学(スウェーデン、ウプサラ)
https://www.pcr.uu.se/education/uppsala-rotary-peace-center/
●バーチェシェヒル大学(トルコ、イスタンブール)新設

専門修了証取得プログラム(3か月)
●チュラロンコーン大学(タイ、バンコク)

2002年に創設されて以来、ロータリー平和センターは1,700人以上のフェローを輩出してきました。
平和フェローは現在、140カ国以上で活躍し、政府、NGO、教育、研究機関、平和維持および法執行機関のほか、国連や世界銀行といった国際機関でリーダーシップを発揮しています。


米山記念奨学会による奨学金

米山記念奨学生(外国人留学生)

財団法人ロータリー米山記念奨学会は、勉学、研究を志して日本に在留している外国人留学生に対し、日本全国のロータリアン(ロータリー・クラブ会員)の寄付金を財源として、奨学金を支給し支援する民間の奨学団体です。
 >>財団法人ロータリー米山記念奨学会 公式Facebookページ

 日本の社会がかつて経験したことのないような大きな変化の中で、ロータリアンの国際奉仕として日本で勉学・研究に励む留学生への援助は続けられています。

 2003年4月、奨学金支給者は累計で11,542人、国籍別では96ケ国となりました。
日本とアジアを始めとする国々との「懸け橋」となる新世代の育成は、ますますその重要性を増しています。
昨年度より実施されました大学推薦制度による「優秀な学生を支援する」方針も徐々にその効果を挙げ、ロータリアンはもとより行政機関および大学関係者の期待もますます高まっています。
 今年度も米山奨学会の厳しい財政状況を十分認識しながら、昨年と同じ約800名の奨学生に対して奨学金を支給します。
日本のロータリー・クラブの誇る本事業の発展に一層のご支援、ご協力をお願いします。

鹿児島ロータリークラブのスポンサーで受け入れた人員は、2014~2015年度までに23名になります。

なお奨学期間を終了した元米山奨学生には、現役奨学生によって組織されている米山学友会があり、世代と国境を越えた交流の場となっています。
米山学友会は、日本では33団体、海外には10(韓国・台湾・中国・タイ・ネパール・モンゴル・スリランカ・マレーシア・ミャンマー・ベトナム南)団体にあります(2023年9月末現在)。
母国での海岸清掃や貧しい子どもへの支援などの奉仕活動を行ったり、ロータリークラブと連携しながら地域貢献活動を行っています。
>>米山学友会