会長挨拶
鹿児島ロータリークラブ会長 美園 俊明(2024.7~2025.6)
この度、歴史ある鹿児島ロータリークラブ第73代会長を拝命いたしました。ロータリークラブに関する知識や経験が浅い中、このような大役を引き受けることは光栄なことであると同時に不安を掻き立てる何かが頭から覆い被さっているような気がします。1年間を実りあるものにしたいという思いがあるものの、果たしてどこまで可能であるか、皆様のご協力を仰がなければなりません。
私が本クラブに入会したのは2018年1月9日でしたが、今考えると、前年の2017年9月15日、有馬桂先生の「人間ドックでAICSを導入しているね。それをロータリーで話してくれないか」という卓話依頼であった。容易いご用だ、ちょうどAICS の広報活動もしなくてはと思って軽い気持ちで引き受けたが、その後夜間例会に誘われ、巧妙に術中にハマったとなったわけです。
さて会長職だが、何事にも一応適齢期というのは存在するはずである。私の場合、負の財産は高齢者で、記憶力と体力低下である。しかし、それを考慮したとしても会長適齢期は若年成人層から高齢者まで幅の広い年齢層でいいのではないか。それぞれの年代で長所があり欠点があり、そして、味がある。そう思って眺めて頂けたらありがたい。
今年の国際ロータリー、ステファニー・アーチック会長の掲げたテーマは、「ロータリーのマジック」である。濁った水が清水になる水質清浄機の逸話からとったものだという。それを受けて、RI 第2730地区のスローガンを、「ロータリーのマジックでロータリーを楽しもう」と掲げた。ロータリーを楽しむとは何か。マジックを見て、「はっ、素晴らしい、何故」と思うと同時に、目は見開き精神は高揚する。杖ではなく知性を振れと言っているのか、難問を掲げられたと思う。
ロータリーの活動の基本は親睦と奉仕にある。例会がその最初の入り口で、出席したくなる、出席しないと損をしたようだ、そんな気持ちになる例会ができたらと思っています。クラブビジョンや3年間の目標・計画の作成など知識不足の身には重たい課題だが、皆様の協力を得て速やかに達成し、この1年間の任期を実りあるものにしたいと願っております。
活動方針としては、例会出席率の向上と活性化、会員の大幅な増強、各委員会事業の充実、地区事業への参加、姉妹クラブ交流(台北西クラブ70周年記念祝賀会への出席)など、これまでの活動を踏襲し少しでも発展させられることを目指したいと思います。皆様の積極的なご協力をお願いする次第です。
2024-25年度 国際ロータリー第2730地区
鹿児島ロータリークラブ第73代会長
美園 俊明
今年度の主なスケジュール
- 笹山義弘ガバナー公式訪問 2024年8月30日(金)
- 地区大会 2024年10月25日(金)〜27日(日)
- 国際大会 カルガリー 2025年6月21日~25日